前代未聞の台風と残った想い【台風リポート②】
みなさま、お早うございます。
何とか難を逃れた、南天堂店主です。
自然の猛威には太刀打ちできません。
まな板の上の鯉。
ただ過ぎるのを待つばかりでした。
被害の出た地域のみなさま、お見舞い申し上げます。
まだまだ油断できない状況にあるみなさま、
どうかこれ以上の被害が出ませんように。
それにしても、思うところいくつか。
地球環境の悪化がこのような大災害を引き起こしている事、
はっきりと自覚して、生き残りをかけて変革しなければ。
今回、停電と断水があるかも知れないと思ったのですけど、
電気がなかったらもうどうやって生活していけばいいのか?
水道から水が出なかったら?
どうやって生きるのか?
そのうち、給水車が来るだろうから、
2、3日分のペットボトルを買う。
そのうち、電気が通るだろうから、
乾電池と懐中電灯、カセットコンロとカップラーメンを人数分用意。
そして、そのうち食料が配られるだろう。
そんな考えをそろそろ捨てなくては、
もう生き残れないのではないですか?
そんな現実が、じわじわと迫っているような氣がしてなりません。
末期的な地球の気候変動。
もう、サバイバルははじまっている。
これ以上の環境破壊を食い止めて、
きれいな水と空気と土を取り戻すことに真剣に取り組まなければ。
この苦しみを造っているのはわたくしたち自身ですから。
ある自治体では、ホームレスの人たちの避難所受け入れを拒否したとか。
生きるか死ぬかの厳しい状況で?
死んじゃうかもしれないのに?
役所の人は「そういう決まり」だからそうしたのでしょうか。
冷酷です。感情のないロボットのようです。
感情のないロボット…わたくしとてそうなのかも知れません。
見えないから、海の生き物たちの苦しむ姿を…、ミツバチの屍骸を、
身近な人の病気も…もしかしたら…。
東京に暮らすわたくしたちの電気を福島の原発で作っていたのです。
そして、人々はどうなったか?
東電が悪いんでしょうか?
知らん顔のわたくしたちは誰に責められるわけでもなく、しれっと暮らしています。
色々な理不尽を作り出しているのは、無感覚になったわたくしたち自身じゃないでしょうかね。
エコたわしを使うこと、手紡ぎの糸を使う事、科学繊維でなく天然の材料で服を作り、
最後には土に還るもので家を建てたり、大事な土を毒で汚さないように作物を育てたり。
できることって、何だろう?
きわめて普通の市民生活をしてきたわたくしですが、
変わろうって、思うのです。
そして、それを仲間たちにも提案していこうと考えています。
とりあえずの目標は、
「電気、ガス、水道などのインフラが途絶えた時に、困らない自分になる」
「自然に還る素材を使って生活する」
「環境を汚染する化学薬品を使わない生活をする」
こんなところでしょうか。
南天堂、このような生活をみなさんに提案するお店にしたいと考えております☆
燃えてきた〜〜〜〜〜〜!!!!